カレス記念病院(北海道札幌市)が開院

202541日、社会医療法人社団カレスサッポロ様の「カレス記念病院」(北海道札幌市)が予定通りのスケジュールで開院を迎えました。本事業は、カレスサッポロ様が札幌市で運営している時計台記念病院と北光記念病院を、旧札幌卸売センター跡地に、2022年6月から建設を始め移転統合したもので、地上8階、地下1階、鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造)、敷地面積約12,000㎡、延床面積約50,000㎡、ベッド数320床(うちICUCCU8床)となる新病院です。低層階にはツルハ様が展開する専門クリニックや調剤薬局などが入る「ダ・ヴィンチモール」を配しています。

当病院は、全室個室のゆとりある病室空間を実現し、スーパーセル看護方式を採用することにより、患者に寄り添い看護に専念できる体制となっています。また、電力は隣接する北海道ガスのガス発電所から直接共有され、水は施設内の井戸からくみ上げられた水を処理して使うなど、地震などの災害時への備えにも配慮しています。

なお、本事業における当社の役割は、西松建設様とのJVによる設計/設計監理、並びに西松建設様、岩田地崎建設様とのJVによる施工です。H型の平面形状を持った病棟の採用により、階数縮小や工期短縮を図りコスト削減を実現することができました。

今後、同病院が地域の皆様の医療を支え発展していくことを祈念いたします。

1Fエントランスホール

1F風除室(母子のレリーフは、中国人作家ザン・ホンビン氏が母子を描いた絵「カレス」を模したもの。)

1F待合

3Fスタッフラウンジ

3F健診センター待合 3F人工透析室

3Fカレスホール

5Fスタッフステーション

5F一般個室

5F特別個室